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住まいのよくある質問

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冬になると窓が結露でひどいのですが

開放型ストーブを使用していませんか?

回答者:「いえもりショールーム」 店長 巽
空気中には水蒸気が含まれています。その空気がもてる水蒸気の量がいっぱいになった状態を飽和状態と言います。
この空気が冷やされると水蒸気を持ちきれなくて外に出してしまいます。これが結露の始まりです。
奈良で一般的に使われている暖房器といえば石油を燃料としたストーブまたはファンヒーターです。このストーブは
室内の酸素を燃やして、燃焼ガスを室内に吹き出すので開放型ストーブと呼ばれています。開放型ストーブは
部屋の中で囲炉裏を燃やしているようなもので、イヤなニオイを出し、炭素ガスを放出し、窒素酸化物など化学物質も
吹き出しています。不完全燃焼を起こせばとても危険な一酸化炭素まで発生します。そしてガスとともに大量の水が
噴き出されているのです。石油を燃やすと炭酸ガスと水が発生します。1Lの石油を燃やすと1130gの水が発生するの
です。実は、驚くほどの水を吹き出しながら石油を燃やしていることを知る必要があります。石油だけでなく化石燃料
(プロパンガス、都市ガス)は全て水が出ます。ストーブを使用することで空気中の水蒸気量を増やし、夜どんどん空気が
冷やされて朝起きると窓にはひどい結露が起きている状態になってしまう。開放型ストーブは結露を起こす最大の原因と
言えます。
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